白内障日帰り手術 当院の白内障日帰り手術 この手術は単に「病気を治す」ものではなく、より良い視生活を実現するための方法と考えています。たとえば以下のような具体的な困難さが、手術によって改善することがあります:朝・夕の太陽光、夜の対向車のライトがまぶしいテニスで相手の動きが見えにくい手芸やバイオリン演奏で細かい部分が見えにくいゴルフで距離感やボールの落ちる位置がわからないこれら一つひとつの「困難さ」を患者さん・スタッフ・医師で共有し、術後の生活がどう変化すれば“幸せ”と感じられるかを一緒に考えることが、私たちの手術の出発点です。幸せな手術とは当院が大切にしているのは「結果-期待値=幸せ」という考え方です。過度な期待は、たとえ成功した手術の満足度を下げてしまうことがあります。そのため、眼鏡やコンタクトの例を交えて、現実的で具体的なイメージを共有します。眼内レンズの度数が0.5D刻みであることや、手術には若干の屈折誤差があることなども丁寧にお伝えし、「現実的な期待値」を一緒に作り上げます。白内障治療も手術も、目的は「患者さんの生活をより良くすること」です。当院では、治療を急がず、押しつけず、困ったときにはしっかりと対応する、そんな安心できる眼科医療を提供しています。 時間をかけたカウンセリングとコンサルティング ハマダ眼科では、白内障手術前に時間をかけたカウンセリングを行い、患者さまの生活スタイルやご希望を整理し、最適な眼内レンズ選びと手術計画をご提案しています。眼内レンズの選択肢は多岐にわたり、患者さんの生活スタイルに合わせて提案しています:単焦点レンズ(遠見/近見/モノビジョン)乱視矯正用単焦点レンズ多焦点レンズ(屈折型/回折型)多焦点+乱視矯正(屈折型・回折型)ハイブリッド(左右で異なるタイプを組み合わせ)これだけのバリエーションがあるのは、それだけ多様なライフスタイルとニーズがあるからです。一方で、「すべてを満たす万能なレンズはない」ことも、しっかりご説明します。 術後屈折値誤差 術後屈折値誤差を少なくするため, 2003年から Dr.Holladay の HIC SOAP を使っています。2011年からは Dr.Olsen の Phacooptics も併用しています。眼内レンズの度数決定にはHaigis, Olsen, HolladayII, Barrett を併用しています。 詳しくはここ 空気清浄度の高い手術室 ハマダ眼科では、高性能な空気清浄システムを備えた手術室を完備しています。清潔な環境で感染リスクを最小限に抑え、安全で安心な白内障手術を提供しています。 必要最小限の精選された手術器具 ハマダ眼科では、感染リスクを抑えるため、必要最小限に精選された良質な手術器具のみを使用しています。安全性と清潔を徹底し、安心して手術を受けていただける環境を整えています。 シンプルな手術顕微鏡 ハマダ眼科では、信頼性の高いシンプルな手術顕微鏡を使用しています。必要な機能に絞ることで、安定した視野と操作性を確保し、安全で確実な白内障手術を行っています。 シンプルな白内障手術装置 ハマダ眼科では、必要な機能に厳選したシンプルな白内障手術装置を使用しています。機械トラブルのリスクを抑え、安全で安定した手術を提供できる環境を整えています。 単焦点眼内レンズ TECNIS EYHANCE™ IOL は、従来の単焦点眼内レンズ(Monofocal)に比べ、より自然な見え方を実現する「Monofocal Plus」レンズの一つです。遠くにピントを合わせつつ、従来より中間距離(室内やパソコン作業距離)も見やすく設計されています。多焦点レンズと異なり、見え方の質(コントラスト感度)を保ちながら、夜間のグレア・ハロー現象(光のにじみやまぶしさ)も起こりにくいのが特徴です。ハマダ眼科では、単焦点レンズとしてTECNIS EYHANCE™ IOL を提案しています。 選定療養眼内レンズ TECNIS Odyssey™ IOL は、連続焦点型の多焦点眼内レンズです。遠方から近方までの見え方をよりスムーズに移行するように設計されたレンズです。ハマダ眼科では、多焦点眼内レンズとして、選定療養眼内レンズとしては TECNIS Odyssey™ IOL を提案しています。 TECNIS PureSee™ IOL は、屈折型の焦点深度拡張型レンズです。パワー(度数)を連続的に変化させる独自の屈折技術により、遠方から日常生活に必要な近方まで、焦点深度を拡張します。また、単焦点眼内レンズ同等のコントラスト感度を提供します。ハマダ眼科では、より質の高い見え方にこだわりのある方、アクティブにスポーツをする方や夜間運転をする方などに、選定療養眼内レンズとしてはこのレンズを提供しています。 白内障日帰り手術の流れ ハマダ眼科の白内障日帰り手術は、術前検査・カウンセリングで眼の状態を詳しく確認し、手術日を決定します。当日は点眼麻酔で痛みを抑え、顕微鏡下で濁った水晶体を除去し、眼内レンズを挿入します。手術時間はおよそ10~15分程度。手術後はしばらく院内で休憩し、問題がなければそのままご帰宅いただけます。翌日以降、経過観察のため定期的な受診が必要です。 詳しくはこちらをご覧ください 手術に関するよくある質問 手術当日は一人でも帰れますか? 当院で手術を受けられる方の5人に1人はお一人で手術を受けて帰られます。眼帯は片眼だけしかしませんし、普段お使いの眼鏡を眼帯の上からかけていただくことが出来ますのでゆっくりとお帰り頂けばまず問題はありません。しかし、手術を受けるということは精神的にもかなりストレスがかかりますので、どなたか一緒にお越しいただける方がいらっしゃればより安心です。 1週間洗顔、洗髪が出来ないのは気持ちが悪いのですが・・・ 水の中にはたくさんのばい菌がいますので、眼に水が入ると術後の感染症の原因になります。ご自身での洗顔、洗髪は1週間お控えください。絞ったタオルで顔を拭いたり、美容室などで目に水が入らないように上向きで洗髪していただくのは翌日からでも可能です。 手術後、車の運転はいつから出来ますか? 眼の状態としては翌日からでも可能ですが、術前との見え方が極端に変わってしまいますので様子をみながら慎重に運転されることをお勧めします。 1週間おきに片眼ずつ手術する予定ですが、2週間洗顔、洗髪は出来ないのでしょうか? 両眼を1週間おきに手術される方の場合は手術前日に洗顔、洗髪をして頂いて結構です。もちろん手術当日の朝洗っていただいてもかまいません。 手術後眼帯はいつまで着けなければならないのですか? 手術の当日は眼帯をつけたままお過しいただき、翌日の朝診察の際に外します。 その後は特に眼帯をつけていただく必要はありません。ホコリが気になる等ご心配な方には保護用のゴーグルをお貸しします。しばらく使用したいとご希望の方には販売もいたしております。 手術後に定期検診は必要ですか? はい。良好な術後経過を得るために必ず一定の間隔での診察が必要です。通常は手術翌日、翌々日、1週間後、2週間後、1ヶ月後、2ヵ月後・・・という診察間隔になりますのが術後の経過によって異なる場合がありますので医師の指示通りご来院ください。遠方からお越しの方で術後の通院が困難な場合はお近くの眼科をご紹介致します。お気軽にご相談ください。